新入社員が辞める前に会社ができることは、認めてあげること

最終更新: 2018年5月8日

新入社員研修が終わって、みんな配属されて新社会人として頑張ろうとしているところで、会社員の一人にはなっているけど、今一つ打ち解けない感じ。様々な性格が集まっている。研修で習ったばかりのマナーや言葉遣いを気にしすぎている子の緊張感が伝わってくる。失敗を恐れすぎて、なかなか前に踏み出せない子がいる。職場の人に興味がなさそうな子もいる。どうやってこの子たちをまとめるのだろう。

誰でもが持っている感情

どんな性格でも、一つの共通点がある。新入社員に限らず、すべての人にある共通点と言っても過言ではない。それは、「誰かに自分のことをわかってもらって認めてもらいたい。」恥ずかしがり屋、社交的な子も。素直な子も、反抗的な子も。自信のある子も、ない子も。誰か自分のことをわかってくれる人が欲しい。

職場での新入社員の感情

職場においては、その子たちを理解することは次回の課題にして、今回はその子たちを認めることにしよう。まず、認めるにはその子たちの立場から物事を考えないといけない。上司だけではなく数年の先輩でも、入社当時の気持ちを忘れている人が多い。思い出そうとしたら思い出せれるけど、新入社員に接する時に、自分が新入社員だったころのことを振り替えずに接してしまう。入社したての子なのに、一人前の仕事を認める。これは無理がある。覚えることが沢山あって、慣れない環境の中で、さっとできて当たり前のように指示を言われて、良くわからなくても、聞きなおすこともはばかられる空気や状況。

新入社員が頑張れるきっかけ

人間は達成できそうな目標があれば、頑張れる。達成感を感じたら、モチベーションが上がる。認められたら。またやりたくなる。新入社員に対して会社ができることは、達成できる目標を設定してあげることと、達成した時に認めてあげること。

存在価値を認められる

認める。これは、福利厚生や金銭的なことではない。数多くの調査によると、多くの人が離職する理由は福利厚生や給与ではない。人は会社を辞めない。人は上司を辞める。そして、その上司が特別にひどい人ではなくても部下の存在価値を認めないだけで十分辞める理由になる。

あなたは、この会社に必要な存在ですか。社員にヒアリングをする時に必ずこう聞く。はい、と答えてくれる人に対しては心配しない。またその上司に対しても心配しない。いいえ、と答えられた時が問題。たいていその人はいずれ辞める。私たちは必要とされたい。認められたい。存在価値があると信じたい。新入社員は一番自分の存在価値を疑う時期。

マヤ・アンジェロウの名言が一番わかりやすいだろう。「みんなはあなたが言ったことを忘れてしまう。あなたがしたことを忘れてしまう。だけどあなたに対して抱いた感情を忘れることはないでしょう。」


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